御茶ノ水から神保町をぶらっと散歩

明治大学博物館
明治大学博物館

1.明治大学

 

(御茶ノ水)

徳川2代将軍秀忠が鷹狩の際、

井戸から湧く名水でお茶を飲んだのが地名の由来

 

現在の明治大学は江戸時代、大身旗本 中坊陽之助の屋敷があった場所

松尾芭蕉がこの中の蔵に仮住まいしていた

 


2.明治大学博物館

 

ここには「商品」「刑事」「考古学」の3部門の展示がある

なかでも、特に面白いのは「刑事」であろう

法令、補者具、刑罰具など「えっ」というようなものがある

右は磔台である

 

その他、ギロチン台や、晒首の台など、ぎょっとするような

ものもある

 

 

明治大学博物館
明治大学博物館

明治大学 阿久悠記念館
明治大学 阿久悠記念館

3.明治大学 阿久悠記念館

 

明治大学出身の阿久悠

 

日本を代表する作詞家である

沢田研二「勝手にしやがれ」、ピンクレディー「UFO」

都はるみ「北の宿から」矢代亜紀「雨の慕情」など

数えたらきりがない

 

カラオケで歌えるのはやっぱり昭和の曲だなぁ

 

阿久悠なくして昭和の歌謡曲はなかったのではないか

 

明治大学、個性豊かな出身者がいる

しかもこんな立派な記念館が無料

太っ腹だなぁ

 

 

 

 


4.山の上ホテル

 

川端康成、三島由紀夫、池波正太郎など数多くの作家が

愛したホテル

所謂「カンヅメ」で執筆活動をするため泊まっていた

 

最近のカタカナの名前のホテルと違って小さなホテルだが、

利用する人は自分の書斎のように、また別荘のように、
自宅では享受できない、第二の日常を楽しむことが出来る

 

小生も落ち着いた雰囲気の中で、

何度か天ぷらをいただいたことがある

 

 


5.学士会館

 

昭和3(1928)年、現在の学士会館が建設された

 

昭和11(1936)年の2・26事件の際には、

第14師団東京警備隊司令部が置かれ、

昭和16(1941)年に太平洋戦争が勃発すると、翌年以降、

会館屋上に高射機関銃陣地が設けられた

 

昭和20(1945)年には、会館の一部が空襲の被害を受け、

館内のいくつかの部屋を日本軍に提供することになった

 

終戦後の同年9月、連合国軍総司令部(GHQ)に接収されて閉館

高級将校の宿舎や将校倶楽部として使用されていたが、

昭和31(1956)年7月に返還された

 

ドラマ「半沢直樹」のロケに使用された部屋

「香川照之演じる大和田常務が、半沢に土下座させられた場所」

がある

 


6.日本野球発祥の地(学士会館前)

 

東大の前身開成学校が創設された場所

 

明治5(1872)年、アメリカ人教師ホーレス・ウィルソンが

生徒達に野球を教えた


翌明治6(1873)年に新校舎とともに立派な運動場が整備され、

本格的な試合ができるまでに成長した


これが「日本の野球の始まり」といわれている

 

ボールを握る右手をかたどった碑は ブロンズ製で、

ボール上には世界地図が描かれ、日本と米国を縫い目によって

結ぶことで「野球の国際化を表現」している

 


7.中華のカレー(新世界菜館)

 

小生、当店には30年以上前に来たことがある

当時の上司にごちそうしてもらって生まれて初めて上海ガニを食べた

今まで食べたことがあるズワイガニ等と違って、

上海ガニは主にカニみそを食べる

ねっとりしたみそが何とも言えないくらい、めちゃくちゃ美味かった

 

それから毎年秋になると中華街に行って、上海ガニを買っていた

 

さて、今回はカレー

なぜ、中華料理店でカレー?

食べてみれば分かる

 

神保町はまさにカレータウンだが、

ここでは一風変わったカレーが食べられる

 

少し酸味を感じる中華だしをベースにしたカレー

煮込んだ欧風カレーなんかとは違う・・・