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呑兵衛のパラダイス「清龍酒造」

JR宇都宮線 蓮田駅からバスで5分の場所にある

慶応元(1865)年創業の老舗蔵元『清龍酒造』

 

こちらの蔵元見学ツアーはこのあたりでは

知らない人がいないくらい有名

よくテレビ取材もくるらしい

 

お客様を大事にして「これでもか!」というくらいの

おもてなしツアー

 

酒造会社では珍しく、当蔵元での直接販売と

インターネット通販がメイン(流通には卸していない)

これは、お客様からの生の声を聞き、

それを酒造りに活かすという会社の方針らしい

 

また都内に直営の居酒屋を経営しており、そちらでも楽しめる


蔵元見学スタート

 

ここでまず驚いたのは社長自ら、製造工程他を

説明され、ずっと一緒だったことだ

 

いろいろな酒蔵に行ったが、社長がここまで

やられるところは少ないのではないか

 

このあたりから「お客様を大事にする”おもてなし”の精神」

を目にすることが出来る

 

80名以上のお客の半分は女性(若い方も多い)

最近は老若男女関係なく、日本酒呑兵衛が多いようだ

 


タンクが並ぶ酒蔵

 

何本くらいできるのだろう?

スミマセン、聞き漏らしました。。。

 

社長さんはこれまで一度も納豆を食べたことがないとのこと

(可哀そう・・)

麹の天敵である納豆は、蔵元で仕事をしている人は食べられない

 

 

 


駐車場の一角に「馬止め」が・・・

 

過去、本当に馬で来られたお客がいた

何とそのお客は飲み放題・食べ放題だったらしい

 

「しゃれ」の分かる社長さんのようだ!

 

これで見学が終わると、普通の蔵元では1-2杯の試飲、

お土産(酒)購入して終わり

 

しかし、「清龍酒造」見学ツアーはここからが大きく違う



会席料理が付く食事(試飲付 3000円)

これはもう試飲とは言えまい

 

テーブルの上に並んでいる日本酒

●大吟醸:りんごの香りがするフルーティで軽やかな味
●本醸造:昔風の懐かしい酒!
●純米原酒:結構濃い感じ!
●自信作:社長の晩酌用に大吟醸をブレンドしたお酒!
●金印:すっきり!
●本格米焼酎:日本酒っぽい!
●季節のお酒:フルーティーで飲み易い

合計 7種類 2.5合

 

食事は釜飯もついてお腹いっぱい

 

お酒はこれだけではないのだ

後から出てくる、出てくる

「大吟醸の凍結酒やカクテル」など、

これでもかという感じ

 

最終的には4合ほど飲んでしまった・・・


お酒の「美味しさ」と「量」にも

驚かされたが、それだけではなかった

 

何と「ミニライブ」まであるのだ!

 

そして最後には、なぜかボンボンが

各テーブルに配られ、

80名以上のお客が一体化して

飲めや歌えやの大騒ぎ

 

日本酒をゆっくり、静かに楽しみたい

と言う方には向かないかもしれない

 

しかし、酔っ払って普段のストレスを

忘れて騒ぎたいという方にはぴったり

 

まわりの方もみんな酔っ払ってるので

恥ずかしいことはない

自分も酔っ払ってる(笑)

 

となりの人と一緒に踊ってる人もいる

 

ここは何なんだ・・・

『呑兵衛のパラダイス』


清龍酒造の飲み方ルール

 

1.自分のペースで飲む

2.トイレに行くとき、まっすぐ歩けない場合、ストップ

3.気持ちの悪くなった人は早めにエチケット袋をもらう

  (しでかした後では遅い!)

4.宿泊施設は無いので絶対に家に帰る

 

スゴ過ぎる・・・

まだ、16時半、外は明るい

みんないい感じで酔っ払ってる

 

当然、「大吟醸」を購入する

 

こちらの予約を取るのが大変な理由がよく分かる

社長自ら先頭に立った”おもてなしの精神”など、

大変参考になった