《ぶらっと東京酒蔵「石川酒造」に行ってきました!》
先月は青梅の先、沢井駅にある澤乃井に行きましたが、今回は石川酒造に行ってきました!
1.石川酒造
東京酒蔵第二弾!
青梅線 拝島駅を出て、徒歩20分、石川酒造に行ってきました。
実は2度目の訪問ですが、前回は随分前なのでよく覚えていません(笑)。
さて、こちらは文久3(1863)年の創業。
多摩川の対岸小川村(現あきるの野市)の森田酒造の蔵を借りて酒造りを始めたそうです。
森田酒造の「八重菊」と姉妹関係ということで当初の銘柄は「八重桜」。
その後、大正8(1919)年に「八重梅」と改め、昭和9(1933)年から現在の『多満自慢』になりました。
2.酒蔵見学
本蔵に入って、まずは試飲を1杯。
いきなりの試飲です!
その後、石川酒造の歴史から日本酒の製造工程の説明を聞きました。
約40年前、新入社員だった頃、先輩がよく熱燗を飲んでいました。
勧められるまま、熱燗を飲むと翌日が大変!
これが二日酔いか・・・
その時のトラウマがずーっとあり、日本酒はほとんど飲まなかったのですが、最近の日本酒は本当に美味しいです!
二日酔いにもほとんどならないし。。
メーカーの努力による改良もあると思いますが、当時の日本酒とは全く別物ですね。
この日本酒の美味しさを世界の人たちにも知ってほしいです。。
3.雑蔵史料館
明治31(1898)年に建てられた土蔵の2階にある資料館。
江戸時代からの石川酒造の歴史や酒造り、ビール醸造に関する貴重な資料が展示されています。
4.試飲タイム
多満自慢見学コースは700円の有料、これは試飲に力を入れているのか・・
予想通り、かなりのクオリティの試飲でした。
今回、いただいたお酒は
1.多満自慢 大吟醸
2.純米大吟醸 たまの慶
3.純米原酒あらばしり
4.しぼりたて純米生原酒かめぐち
5.梅酒
さすがに大吟醸はすっきりした吟醸の香り、精米35%と石川酒造では最高の精米レベルです。
5.仕込水
「水」は日本酒を作るうえで、極めて重要で、ここ石川酒造では150m地下から汲み上げる地下天然水(中硬水)を使用しているそうです。
試飲の時に出されたチェイサーもこの水が出されました。
くせのない味がとても印象的でした。
6.ビール工房と麦芽
明治20(1887)年頃、石川酒造において、この釜を使用してビール醸造を行いました。
その後、すぐに止めていましたが、平成10(1998)年よりクラフトビール醸造を111年ぶりに復活させました。
ビール工房の説明を聞いているとき、麦芽を渡され、口に入れてみました。
初めて食べましたが、芳ばしい香りが何とも言えず、意外と美味しかったです(笑)
7.石川酒造内イタリアンレストラン「福生のビール小屋」
酒蔵見学の後、敷地内にある福生のビール小屋でランチ。
そんなにお腹も空いてなかったので、ズワイ蟹のトマトクリームソースパスタをセレクト。
こちらでは、ピザや肉・魚料理などイタリアンメニューが豊富に並び、日本酒だけでなく、こちらで作られている地ビール「多摩の恵」「TOKYO BLUES」もいただけます。
8.石川酒造を後にしました。
石川酒造には国の登録有形文化財に指定された建造物が6棟あり、酒蔵見学だけでなく、レストラン、買い物など「酒飲みのテーマパーク」と言えるような場所です。
多満自慢にはいろいろな見学コースがありますが、今回私が参加した日本酒見学コースは5回参加するとお酒がもらえるようです
3回目の木升もいいですね。
スタンプカードに弱いんですよ、つい集めたくなってしまう。
5回来て、4合瓶の日本酒をもらうかな(笑)
コメントをお書きください
浜田紀郞 (月曜日, 25 3月 2019 19:54)
今度、お供させていただきます。
松発見くらぶ 藤井 (火曜日, 26 3月 2019 23:18)
浜田さん、4月28日(日)、青梅線沢井駅近くにある酒蔵「小澤酒造」に行くイベントをご案内しています。ご都合よろしければ、是非ご参加くださいませ。